クリート位置とペダリング効率の例

パイオニア・ペダモニのフォースベクトル解析の適用例です。知人からプロトタイプペダルを借りたのでためしたところ面白いデータが取れました。

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切り替わる画像のうちペダリング効率が高いほう(57%)がクリート位置前目(標準的な位置)、サドルのやや後方に腰かけて、尻から先の脚全体を鞭のように使うイメージでペダリングしてみたものです。

効率がやや低いほう(47%。これでも自分の屋外走行平均よりは高めです)は、クリート位置後ろ目(25mm後へ移動)、このためそのままだと足が届かないのでサドル前方に腰かけ、このクリート位置で違和感の少ない、かかとが下がってもあまり構わず踏み下ろすようなイメージでのペダリングです。

二つのデータはおのおの約1分間、固定式トレーナーでペダリングしたものの平均です。ベクトル形状がさほど変わらないように見えるのに、効率の数値はずいぶん変わります。面白いデータが取れました。


クリート位置後ろ目のセッティングはミッドフットクリートMid-Foot Cleatと呼ばれ、一部雑誌などで最近話題になっていますね。自分は昨年秋のアダム・ハンセン選手来日を機に(インタビュー記事のリンクは後掲)ここ半年ほどこのミッドフットクリートを試してきました。ですからこの特殊なクリート位置でやりやすいペダリングについてはある程度予備知識がある状態での今回のデータ採取でした。どちらのクリート位置でもできるだけ効率よく走れるベストなペダリングを志向して漕いだ結果です。

今回使用したプロトタイプ・ペダルはきわめて斬新なもので、なんと走行中にクリート位置が二段階で調整できるものです。超長距離のライドで疲労を分散するような目的にかなったコンセプトと思いました。今回のデータ採取でも、サドルから降りることなく漕ぎ続けながらクリート位置を変更してデータを採ってみました。

<参考情報>

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作業例。こんな感じで穴あけしてクリートを下げました

 

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