第三章 ロードバイクの運転

憧れのロードバイクにまたがって走り出すそのまえに、ロードバイク特有の乗り方や操作を確認しましょう。基本的な操作方法を知らないまま走りだすことはたいへん危険です。運転方法を知らないままいきなりクルマやオートバイに乗ろうとする人はいないでしょう。

それだけでなく、例えばバイクを試乗する機会であれば、その試乗の目的である“どんな乗車感なのか”、“危なっかしく感じないか”といった自分なりの評価が正しくできないことになってしまい、せっかくの試乗の機会が無意味になってしまいます。

(本章の項目)

3-1) 握る場所(このページです)

3-2) ブレーキ操作

3-3) ギヤを使いこなそう

3-4) 普段使うギヤはどれ?~変速機のほんとうの役割

3-5) 安全なスタート&ストップは“片足たちのり”から

3-6) 足を固定できるペダル(ビンディングペダル)について


3-1) 握る場所

握り位置は“ブラケット”が基本

はじめて乗るロードバイクの場合、最初にハンドルを握るべき位置は“ブラケット”です(第一章1-2)。ここを握ってみて“ハンドルが遠すぎる”とか、“ブレーキレバーがきちんと操作できない”と感じるときはそもそも走ること自体が危険です。

しかもかりに無理をして乗ってみたとしても自転車が自分に合っていないのですから自転車の性能や特性などの正しい印象を得ることはできません。“危なっかしくて乗りにくい自転車”という印象が残るだけです。こういう時は残念ながら乗るのをあきらめるか、できれば調整をしてもらってください。

(ブラケットは 「ここをこう握るのが基本」)

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(ダメな例。ブラケットを外側から握りこんでいる。これでは手(親指の付け根)が疲れる。ブレーキレバーに指が届かないときにこうなりやすい)

(続く)

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