ハンドル高めがかっこよくなるステム / ステムを上下返した時の効果について

自分で使ってみるつもりで用意しました。

CIMG8458

Veno(ヴェノ)・ハイスタックステム 税別3800円 (写真は90mm/31.8φ)

ハンドルを高めにしたいとき、昨今のアヘッドタイプステムだとステムを上向きにつけるのが普通です。しかしそれではカッコ悪い。トップチューブが水平なクラシックなデザインのバイクだとなおさらです。そういう思いからデザインされたのがこのステムです。(Venoは東京サンエスのオリジナルブランド。この問屋さんはほかにも多数の思い入れあるオリジナル品があり目が離せませんよ!)

ほかに、

  • コラムクランプボルトが前側についているので見た目がすっきり、ひざにあたることもない
  • ハンドルクランプのボルト穴もふさいであるので見た目がすっきり

という特徴があります。一方欠点としては、

  • 参考重量158gはちょっぴり重め
  • ステム内にコラムがかなり長く(目安65mm)入っていなければならないことになっているので、やみくもに高さを稼げるわけではないことに注意(すぐ下の写真)

というような点が挙げられます。

CIMG8473

(コラムクランプ上からのぞくと「ここまで挿入してね」のマークがあった)

 

CIMG8460

(コラムが十分長ければこういうセッティングも可能。見た目はかなりすっきりしている。なおスペーサー外径との相性は34mmがベスト。この点は別記事掲載予定)

CIMG8470

メーカーの参考図面では従来設計のステムの下にスペーサーを20mm足したのと同じぐらい高い位置にハンドルが来る、とされている。しかし上の写真で見るともっと高さを稼げているようだ。実際にはどれくらいの高さになるのか、いくつか実験してみた。

CIMG8472

上写真の右のステム下スペーサーはおよそ25mm挿入してある。

CIMG8471

 

上写真の右のステム下スペーサーはおよそ8mm。

ここで面白いことに気づいた。そもそもステムを上下反対につけると実のところ何ミリぐらい高さを稼げるか、うまく可視化できるではないか。やってみた。

stem-flip

上の写真2枚をパラパラ動画(GIFアニメ)にしたのがこちら。右のステムは他社製(ベネフィット社)の長さ90mm。ステム反転だけでコラム軸方向におおよそ17mm高さが変わる、ということを視覚的に示すことができた。ただし、ステム個々のデザインによってこの高さ変化量は大きく変わる余地があるのでご注意されたし。

フィッティング現場で見ているとサイクリング派にはステムが低すぎる人が圧倒的に多いです。さしあたりカッコ悪いと思っても、ステムの上下反転など手軽にできる方法を使って実際に快適に走れるバイクセッティングをぜひ探してください。

よさそうなハンドル高さ(と遠さ)が見つかったら、新しいハンドルステムの「買い時」です。

広告