【インプレあり】樹脂ベースがハンモック?「タイオガ・アンダーカバー・ハーズ」サドル

タイオガ・アンダーカバー・ハーズ クロモリモデル 黒 税別8500円

240g・全長280mm・全幅155mm

女性モデルなのですが、(自分を含む)骨盤幅広めな男性にもよさそうと思い、展示会発表以来待っていたモデルです。特徴は、

  • 樹脂ベースが網目状で非常によくしなる。
  • 最低限だがパッドも設けられており、体へのあたりが柔らかい
  • 体の正中線部分に穴が設けられていて、柔組織への圧迫が抑えられている。

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(樹脂ベースが穴だらけ、というよりむしろメッシュ状になっている。)

全幅155mmというのはかなり幅広です。下に比較画像を用意しました。右が一般的な幅の「フィジーク・アリアンテR3キーウム・レギュラー(幅142mm)」、中央が幅広モデルの「同・ラージ(幅152mm)」、そして左が今回のハーズです。

最大幅が広いだけでなくノーズから早い段階でフレアー状に座面が広がっていて座面が全体的に幅広なのが見てとれます。これは人によっては内またにサドルが当たって違和感が出そうな形状ですね。ノーズ部分はかなりフラットな断面形状で荷重分散を助けてくれそうです。

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この価格でこの軽さというのもなかなか見逃せない特徴です。乗り味に納得がいったら、もっと高級なバージョンも用意されていますよ(チタンレールモデル13000円(200g)、カーボンレールモデル19000円(160g!))。

※上位2モデルはパッド部分がクロモリモデルとは別仕様とのこと(たぶん薄くて軽い)。

メッシュ状の樹脂ベースの耐久性が不安に感じられる人もいると思います。ですがタイオガからは同様の構造のサドル(「スパイダー」シリーズ)がもう何年も販売されていて、実際初期には樹脂ベース破断のトラブルもあったのですが最近のモデルでは聞かなくなりました。といってもこれだけ大きく変形する樹脂製品ですから製品寿命について意識していたほうがいいのはあらためて言うまでもないです。

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【ミニインプレ】

インドアトレーナーで20分ほど力走。ちょっと試すつもりが快適なのでそのまましっかり走り切ってしまった。

  • 薄さ軽さからの予想を完全に裏切る、快適性の高いサドル。
  • 体重がかかると大きくしなるのでチルト(前上がり前下がり)の設定は実際に座ってみての微調整が必須。
  • 中央の縦長の穴はノーズ部分が閉じているのでその部分は尿道が圧迫されるものと覚悟していたが、実際にはほとんどそういう不快感は起きなかった。
  • 155mmという異次元の幅広さについても心配したが、左右の張り出しがしなやかなので脚の動きに追従してしなってくれているようで、実際にはお尻に後ろからあたってくるような感じはほとんどなかった。

軽くて薄いのに、よくしなるのできわめて快適

幅広形状はまったく気にならなかった

お値段を考えると非常に高機能な逸品サドル。耐久性に留意。

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