展示会・カワシマサイクルサプライ

ユーロバイク終了直後の11日に浅草で視察してきました。お客さんが少なくてぴっくり!

アルバムレポートでご覧ください(Googlephotoアルバム。別ウィンドウにて)

今回は写真のなかに書ききれない情報がいくつかあります。

  • シーラントのはなし
  • ヘルメットのはなし
  • サドルのはなし

シーラントの種別~”ラテックス系”か、”非ラテックス系”か

新しいシーラントを出したパナレーサーさんで教わってきました。現在シーラント業界に二つの商品系列があります。

1)ラテックス系 主成分がラテックス(天然ゴム)。乾きやすく、タイヤの中で湯葉やガムのように固化してしまいやすい。しかし少量でも初期のエア漏れをよく止めてくれる。

パナレーサーの「スマートシーラント」、スタンズのシーラント、マヴィック、IRC、などはこのグループになります。おそらくエフェットマリポサ、ヴィットリアなどもそうでしょう。

2)非ラテックス系 ラテックス以外の成分を主とする製品。長期使用でも固まりにくいのが最大のメリット。しかし初期のエア漏れを止める性能はやや低く、大量に入れる必要がる。

当店でおすすめしているフィニッシュラインと、エバーズの「スーパーシーラント」(真っ青なもの)がこの代表です。

パナレーサー氏によれば、チューブレスレディ仕様のタイヤにはラテックス系が向いており、非ラテックスだとエア漏れを止めるのがかなり大変とのこと。そしてチューブレスレディであれば、むしろ少なめに入れて早期にタイヤ内で被膜状に乾燥させてしまうという使い方もあり得るでしょう、とのことでした。

確かにせっかくの超軽量チューブレスレディタイヤに、多めのフィニッシュラインシーラントを入れるのは若干納得がいかないし、万一パンクしたときにべとべとのタイヤ内部にチューブを入れるのは厄介です。積極的に乾かしてしまって使う、というやり方は十分アリだと思いました。

パナレーサーのスマートシーラントは1mm弱のクルミ殻が混ざっていて、ラテックス成分と相まってやや大きめの穴でもふさぐ性能があるとのことです。

ヘルメットのはなし~ドットアウトのヘルメットが手ごろでよかった

昨年登場したドットアウトのヘルメット。今回はじっくり見てきました。スマートなデザイン、かぶっても頭の上で大きく見えにくいサイズ感、軽さ、フィット感、これらの好印象とお手頃価格とを勘案すると今最も注目されてしかるべきヘルメットブランドではないかと思います。

当店ではフィット感に余裕があってクリーンなデザインのカブレオ(17800円)を中心に数モデル在庫することにしました。

サドルのはなし~フィジークからショートサドル「アルゴ」登場&3Dプリントサドル!?

とうとうフィジークからもショートサドルが出ましたので、待ちかねてまたがってみました。これまでのフィジークの穴・溝ありサドルとは一線を画する”なにげない”着座感覚、適切と感じられる幅設定、とくにTEMPOラインはパッドの厚さとソフトさに余裕があること、からこれは人気サドル確定!と思って即注文してきました。

・TEMPOの150mmと160mm:150mmは普通の幅に感じる。尿道部分の圧迫は絶妙に回避されており、前側のサポートはあるのに痛くない。160mmが若干幅広といえるかな、という程度のサイズ感。パッド厚さとソフトさにはおおいに余裕があり、安心して座れる。

・VENTOの150mm:またがったとたんに、「あ、これパッドが固いヤツだ」と感じるモデル。旧アリオネ兄弟のなかでのアリオネCXのような位置づけ。

店頭にテストサドル4種(VENTOとTEMPO、狭いほうと広いほう)を用意します。ぜひ試しに来てみてください。

3Dプリントのサドルはスペシャライズド(ボディジオメトリー)が2019年シーズンにプロ選手に使わせて話題で先行しましたが、発売はこちらが先になりそうです。スニーカーに使われるぐらいなので耐久性もたぶん大丈夫でしょう。様々な類型のサドルが出てくるのが待ち遠しいです。