フィジークのシューズ、はじめました

ここ数年意欲的な製品が出続けているフィジークのシューズ部門、とうとう当店でも扱いを開始しました。

  • イタリア製らしい、きれいなシルエット
  • かかとや指先などの無理のないフィット感
  • リーズナブルな価格設定

これらを評価しました。それにフィジークは今冬にさらに画期的な構造のシューズの発表を用意しています。同社のサドル部門で利用されはじめたばかりの3Dプリンターによる造形もいずれシューズに入ってくるだろうとも期待しています。

さしあたり当店で在庫をはじめたのは、以下の2モデルです。


1-TEMPO R5 OVERCURVE(テンポ・アールゴ・オーバーカーブ)

税別18800円

つま先の小さなテープで前足部の幅を合わせてからBOAストラップで締めてゆきます。ダイアルは時計回しで締め込み、反時計回りで1クリックづつ緩めることもでき、ダイアルを引き上げると一気に緩めることもできます。

かかとの内側はビニボツ手袋のような滑り止め突起が設けられていて、絶妙なグリップ感を与えてくれます。つま先のカーブはスマートなのに小指や親指の側面を押さえつけるような感覚が少なく、ここち良いフィット感です。


2-オーバーカーブとは?

いろいろ調べたところようやく発見できました。フィジークの本国サイトに説明がありました。

オーバーカーブは、足首を包み込む千鳥襟が特徴の靴の構造で、足首の2つの骨の突起の自然なズレをトレースしています。その結果、靴の喉の部分が外側から内側に向かって足の上でカーブしている非対称な形状になっています。

これのもとの英文はこうです(たぶんイタリア語からの翻訳?)。

Overcurve is a shoe construction featuring a staggered collar that wraps around the ankle, tracing the natural misalignment of the ankle’s two bony protrusions: the lateral and medial malleoli. The result is an asymmetrical shape, with the throat of the shoe curving over the foot from its outside to its inner side.

自分青山はまったく翻訳を手直ししていません。DeepLという自動翻訳サービスの出力そのままです。おそるべし。

ようするに、足首の骨の突起は外側と内側とでは高さが違う(外が低い)だけでなく、前後位置も違う(外が後方)ので、その違いを反映して靴の履きぐちのカーブを非対称設計にして履きごこちをアップしている、ということのようです。

上掲のR5 OVERCURVEだけでなく、次述のR5 POWERSTRAPもみた限りではおなじデザインになっているようですよ。


3- TEMPO R5 POWERSTRAP (テンポ・アールゴ・パワーストラップ)

税別15800円

締め付け機構が独特のマジックテープ(ヴェルクロ)になっています。締めてみると前足部側はZ型の構造のおかげで広く包み込まれるような感じ、足首側は幅広テープのパワーでかなりしっかり締めることもできるし、ややソフトに締めておくこともできるという懐の広い構造です。

テープで締めあげる感覚はスピードスケート靴の補助用ストラップ(スケートバンド)のような感触でもあります(1990年代に自転車用シューズをこれで締めあげて使ったことがあるので知っているのです・・・)。

ダイアルなどの突起のない、スリムなシルエットからは「靴本来の」カッコよさも感じますね。


靴はフィット感がとても大切です。実際に履いてみていただけるように現物を用意しましたので、ぜひ店頭へお越しになってお確かめのうえご購入下さい。