足裏に追従し、足と靴との一体化を促すインソールにセミオーダー登場

フュージョン フレキシ セミオーダー シリーズ (写真はプラスS)

個々人の足裏に合わせたセミオーダーインソールが非常に手ごろな価格で登場しました。

ベースとなる「フュージョン フレキシ」インソールは義肢の制作に携わる松本義肢製作所が販売しているもので、以下のような特徴を持っています。

  • 特定の足型や骨の配列で足を安定化させることよりも、動く足に柔軟に追従し(Flex)足と靴との一体感を高める(Fusion)設計
  • 荷重によってインソールが変形して足の後部を包み込むことで荷重状態での足の安定性を高める形状(特許取得)
  • 高衝撃吸収性・高摩擦特性・高耐久性・好通気性を兼ね備えた表皮素材で足裏と靴とを一体化させる構造(一部モデル除く)
  • 比較的お手軽な価格設定

当店紹介記事

メーカー公式情報(外部サイト。別ウィンドウで開きます)

今回取り上げた「セミオーダー」バージョンは上に加えてさらに以下のような特徴を持って発売されました。

  • 同社がかねて制作してきたフルオーダーインソール「フュージョン フレキシ プロ」シリーズで蓄積された多数の「足型モデル」(500例?)を基礎として製作される
  • ユーザーの足型を採寸し、各部の形状や傾向から最適な「足型モデル」を選択して形状を決定
  • 指の位置が採寸されているため、既製品では困難だった指の盛り上がり部(インヒビターバー)を装備することができ、運動時のより良いグリップ感を実現
  • 製作作業工程全体の合理化によって、フルオーダーに迫るフィット感を実現しながらベースモデル価格プラス4400円(税込)というきわめてお手頃な価格を達成。他社の既製品に競合する価格です。
セミオーダーの証

具体的なラインナップはつぎのとおり。

  • フュージョン フレキシ(以下FF)セミオーダー(以下SO)9460円 ※ベースモデルは5060円
  • FF ライト SO 7590円 ※ベースモデルは3190円
  • FF プラスS SO 10450円 ※ベースモデルは6050円 【今回掲載モデル】
  • FF フォーG SO 10780円 ※ベースモデルは6380円
  • FF スプリント SO 9680円 ※ベースモデルは5280円

ただし当店では初回採寸作業工賃として2200円を初回のみ加算させていただきます。足型データはメーカーにて保存されるため、同一足型での追加制作の場合にはこの費用はかかりません。採寸所要時間は約15分間。納期は約10日間です。


今回サンプルとして自分青山の足型を使って作成した「プラスS」モデルのセミオーダーを、既製品のベースモデルと比較しながらご紹介します。

左がベースモデル既製品、右がセミオーダー。指の盛り上がりがついていること、足中央部(中足部メタターサル)のドーム状の盛り上がりが高くなっていること、足の内エッジの、かかとと土踏まずのあいだあたりが踏みつぶされて低く広がってること、が見て取れます。この広がりは自分青山の足裏の状態があまり良くないことを反映しています(泣)

足の外エッジのまんなかあたり(第5中足骨基部)がヘラでしごいたように広げられていました。ここは自分の場合既製品のインソールだとよくあたってしまって痛みがあるところなのです。採寸が的確にできていることを感じさせます。

指の盛り上がりが左右非対称になっています。これも採寸の結果から来た形状。

靴に入れずに踏んでみた感触は、ベースモデルだと「快適だが足を【外部から別のかたちの】インソールで包み込まれる感じ」なのに対して、セミオーダーだと「自分の足型を【過不足なく】覆ったインソールが【まんべんなく】包んでくる感じ」といえます。もともとよかったベースモデルがさらに自分の足に合った形に進化していることが体感できました。


フュージョンフレキシは前足部に3~4mmあるスポンジ素材を備えていて(スプリントを除く)、振動吸収性や快適性が高い設計になっています。そのうえ表面のグリップがたいへん良い素材になっているおかげで、足と靴との一体感が非常に強く感じられます。

怪我や痛みの防止に、または競技成績アップのためにより効率の良いペダリングを求めている人にとっては魅力的なアイテムといえると思います。

なお当店は自転車店ですが、陸上競技など別種目のユーザーにもこのセミオーダーを制作いたします。どうぞ遠慮なくご相談ください。